外壁や屋根などの外装は、太陽光や雨風など過酷な条件に日々晒されています。
その影響で劣化が著しく、色褪せやひび割れなどの小さな症状を放っておくと、大規模な改修が必要になってしまいます。外装材の耐久性も考慮し、計画的にメンテナンスを実施する事が大切です。
POINT01
外壁塗装のメンテナンスは、建物の耐久性と美観を保つために欠かせません。紫外線や雨風による劣化を防ぐことで、ひび割れやカビの発生を抑え、建物全体の寿命を延ばします。定期的な塗装は、断熱・防水効果を高め、快適な住環境を維持します。また、資産価値の維持にも繋がり、長期的なコスト削減効果があります。適切な時期にプロの点検を受け、必要に応じてメンテナンスを行うことが重要です。
POINT02
「カバー工法」とは、もともとある屋根材の上に新しい屋根材を重ねて施工する方法です。この工法は、既存の屋根を取り壊さずにリフォームできるため、工期が短く、工事費用も抑えられるのが特徴です。それに対して「葺き替え工事」は既存の屋根材を撤去し、新しい素材を使うことで、耐久性が大幅に向上させるリフォームになります。カバー工法と比べてコストがかかりますが、長期的に見て雨漏れなどのリスクを下げることができます。
POINT03
一般的な瓦の耐用年数は約50年以上と言われていますが、用いている瓦の素材や製造方法、使用条件などによって大きく異なります。主な劣化の原因は、年数だけでなく雨風、雪、紫外線などの天候だったり、近くに工場や交通量の多い道路がある場合も酸性雨や排気ガスの影響で劣化が進むことがあります。瓦の耐用年数を最大限に延ばすためには、定期的な点検と適切なメンテナンスが必要不可欠です。また、瓦の選び方においては、使用する地域の気候条件や環境を考慮して選ぶことが重要です。
POINT04
外壁トタンと外壁サイディングは、異なる特徴を持つ外壁材です。トタンは金属製になっていて、軽量かつ耐久性が高く、主に工場や倉庫で使用されることが多いです。サイディングは、セメントや樹脂を主材としたパネル状の外壁材で、デザインの多様性や断熱性能が優れており、住宅に多く用いられます。トタンは錆びやすい一方、サイディングはメンテナンスが少なく済むため、用途や環境に応じた選択が重要です。
POINT05
太陽熱温水器とは太陽光を活用してお湯を沸かすための設備です。
1970年代頃に普及し、一時期は屋根に太陽熱温水器を設置する住宅が増えました。
当時設置した太陽熱温水器を「現在は稼働していないが設置したままにしている」という方も多いのではないでしょうか。
そのまま放置してしまうと、雨漏りのリスクに繋がるため、撤去をお勧めしてます。